【東建コーポレーション】現場監督ブログ｜2013年12月10日

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2013年12月10日(火) 掲載

陸屋根シート防水の施工についての考察■東建静岡支店■建築士ブログ

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静岡支店のkawasakiですっ

静岡県静岡市葵区
S様マンション

　
S様マンションの屋上陸屋根の防水工事が始まりました

施工手順としましては、先ずは下地の清掃からですね

その際の注意点としましては「下地の乾燥を確認」です

やはり接着工法での防水工事の場合、下地であるALCや勾配モルタルが乾燥していなくては後々の剥離や融着不良を起こしてしまい、完璧な防水層を構築できません

この清掃作業にて、下地の乾燥状況を確認すると共に、下地との接着を阻害する砂や塵埃、レイタンス、油脂類などを除去していきます

そして次に「プライマーの塗布」を施していきます

やはり下地との接着力を高めるためには、プライマーを下地に十分浸透させながら、均一に塗布していかなくてはなりません

その後に「役物まわりの処理」が行われます

ルーフドレンや出・入り隅角、配管まわりなどの役物には、増し張り用シートを張り付けたりしていきます

そしていよいよ「接着剤の塗布」に突入する訳です

接着剤は撹拌後、下地面およびシート裏面に均一に塗布していきます

この際、接着剤は、適正な乾燥時間をとっていくことになりますが、これを「指触乾燥」と呼びます

この後、「ルーフィングシートの張り付け」ですが、シートを割付けした後、シートにしわや空気が入らないように水下から張り上げていきます

張り付け後には、ローラー等で十分に転圧していきます

同時に、シートの接合部と立上り端末部の処理をしますが、接合幅は100mm以上（テープ状シール材を挿入することがある）を張り合わせた後で、ローラーで十分に転圧していきます

端末部は押さえ金物などで固定し、不定形シール材でシールする仕上げ材の塗布を施して終了です

シートの張り付け完了後、防水層の外観や機能を再チェック

最後に仕上げ材を撹拌後、塗りムラが出来ないよう刷毛やスプレーで均一に塗布する事で防水工事の完了です

工事進捗状況

１２月下旬　：　内部造作完了
１月下旬　：　工事完成予定

完成予想外観パース

（実際の建物とは異なります）

絵文字:調べる建築商品の情報を見る

　
３階建て２戸並び

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