【東建コーポレーション】現場監督ブログ｜ALC工事内壁の巾木についての考察■東建静岡支店..

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2013年12月08日(日)

ALC工事内壁の巾木についての考察■東建静岡支店■建築士ブログ

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静岡県静岡市葵区
S様マンション

昨日の現場レポートに続きALC工事レポートです

重量鉄骨造の通路・ベランダ部分の内側に貼っていくALC板は下の写真のように内土間仕上げ面より若干上げて貼りあげていきます

この部分は雨水等の水対策として「巾木」部分という役割を担う為に左官工事でモルタル汚しを付け送りして溝と共に仕上げていく部分です

一般的に、こうした巾木！若しくは靴ズリの意味するところは「対衝撃」「対摩耗」に考えられがちですが、この場合はそのどちらでもありません

答えの一つには、外壁材としてのALC板の性能を長く維持する為に最大の天敵である「水」に対処した構造を構築したものなのです

直にコンクリート面に乗せる場合、其処に廻ってくる水分によって浸食されますし、人が歩く場合でも壁面にこうした若干の凹みがあると蹴ったり擦ったりの衝撃は非常に軽減するのですからね

因に、写真にあるようなALCジョイント目地は外周面と揃えた位置で割り付けをしています

色々な理由の元で各施工が予定通り進んでいきます

現場監督として工程順序を把握しつつ段取り漏れの無いよう、しっかりと現場進捗管理に務めます

工事進捗状況

１２月下旬　：　内部造作完了
１月下旬　：　工事完成予定

完成予想外観パース

（実際の建物とは異なります）

絵文字:調べる建築商品の情報を見る

　
３階建て２戸並び

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