【東建コーポレーション】現場監督ブログ｜2013年11月14日

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2013年11月14日(木) 掲載

ハイテンションボルトについての考察■東建静岡支店■建築士ブログ

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静岡支店のkawasakiですっ

静岡県静岡市葵区
S様マンション

此方葵区に建つもう一つのマンション、S様マンションも漸く鉄骨の建て方が終わろうとしています

この商品は重量鉄骨造で構築される「パーソナルⅢU」

東建の重量鉄骨造の中での代表格の商品です

基本的にはしっかりとしたコラム柱に突き出た腕にH鋼の梁をハイテンションボルトで接合して渡す構造で、最後には全体の建て起こしをした後に高力ボルトの本締め作業をしていきます

本来、コラム親柱に対して継ぎ手の無い一体の構造が一番強いのでしょうが、現場への搬入方法や現場溶接のコスト面等、現実的には不可能なのでこういった工法が主流になったのだと思います

またこの構造は、高力で抑えつけられたプレートとH鋼の面の摩擦力で強度を発揮するタイプなので、接触面への防錆塗装はありません

このハイテンションボルトの締め付けトルクも誤差が生じては大変！ということで、専用工具を使用して、ナットがあるトルクに達すると頭がねじ切れてニュートラルになるものが使用されているのですね

検査では、そうして一連の作業のビフォーアフターの状況写真を確認することになります

上の写真は先ずトルクを掛ける前にマーキングしているところ

これにトルク締めした後にネジ頭が取れると、幾分角度が付いてナットが締め込まれている様がみれますので、其処を写真に記録していくのです

高所の為、転落に気を配りながらも結構地道な作業です

工事進捗状況

１2月下旬　：　内部造作完了

１月下旬　：　工事完成予定

完成予想外観パース

（実際の建物とは異なります）

建築商品の情報を見る

　
３階建て２戸並び

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